兎徒然

うさぎのふきちゃんと、徒然なるままに日々を綴るブログ。

調理器具リサーチ

 去年から10年以上使ってきた鍋やフライパンを買い替えています。実際は捨ててはなくて買い足したものもあります。(まだつかうかも…と捨てられない性格。)

 調理器具で、ここまで味が変わるんだなぁと材質の特性やメーカーごとのこだわりを調べるのが楽しくなってしまい、鍋の材質、構造、口コミの情報収集を続けています!

 煮炊き、焼き、は銅のフライパンで落ち着き、煮込みや炊飯には土鍋…ウチの子達めっちゃ優秀で可愛い。(*´ω`*)これでまぁ、一通り作れるのだけれど、小回りのきく15〜18センチの片手鍋(行平)があれば買い替えも一区切りというところ。

 

  昔ながらのアルミの行平もいいのですが、そうなると、うちの鍋達みんながIH対応できなくなるので、万一のガスコンロが壊れた!などという事態に備えてひとつはIH対応鍋があった方がよいかなぁと考えてます。

 

 今のところ第一候補はジオプロダクトです。

 ジオプロダクトは、新潟の燕三条で作られた国産ステンレス多層鍋の代表的存在。丈夫なステンレスと、熱伝導の良いアルミを合わせた7層構造の鍋です。

 海外の有名メーカーのステンレス多層鍋に比べてお値段はかなりリーズナブルになっていて…実際の使い心地はどうなんだろう?と思っていたのですが、調理器具を扱うお店のブログを読んでいて、「あ、このお店の人は本当に使ってお鍋それぞれの特性を分かってるから信頼できるな」と思うと、必ずジオプロダクトがおすすめに入っているのです。

 料理研究家服部幸應氏が監修した製品で、お店の方の実際使用した上での感想を読むと、

本当に料理が好きな人のために作られたものなのだとわかります。服部幸應氏は昔「料理の鉄人」で解説をつとめていた方です!(この番組よく観てました。調理器具やスタジオの作り、食材の使い方…時代が作り出した名番組でしたね。一人暮らしするまでは料理はそんなにしなかったけど、料理本や料理番組をみるのがすごく好きだった。)

 調理器具も今はおしゃれなものがたくさんあり、たしかにそれはある種の人にとっては豊かな暮らしをもたらすのかもしれないが、有名なプロダクトデザイナーの名前がついた鍋のなかには構造をみると、これは焦げるな…というのがあったりします。(口コミにはやっぱり焦げる、使えない、という評価が散見される…)こうなるといくら見た目が良くても調理器具としては無用の長物となってしまうでしょう。

 今日は仕事帰りに鍋売り場を見に行ってきたのですが、ジオプロダクトの製品がない!!( ̄▽ ̄)ビタクラフトもフィスラーもラゴスティーナもアムウェイもあるのになぜ国産を置かないの!?

 でも、ピカピカの鍋たちを眺め、持ち手や細かな仕上げをせっかくだから確認…そうしたら店員さんが「今はラゴスティーナがお買い得でおすすめです!」と。何を探してるかとか、どういう使い道なのかとかなんにもきかないのね…となり、延々と値段の説明を続ける店員さんに少々うんざりしてお店をあとにしました。

 鍋を売りたいならせめて何センチの鍋が欲しいかくらい訊いた方がよい…。

 

 職場の方や知人の中では鋳物琺瑯鍋がやっぱり人気。使ったことがないので、どのくらい味に影響するのか興味があります。

 鋳物琺瑯鍋は、厚手の鉄の鍋を釉薬でコーティングしたものです。鉄は銅やアルミに比べたら熱伝導率は低いのですが、厚みをもたせることでじっくりゆっくり加熱し、食材の旨みを引き出すのに向くそうです。

 私も土鍋、銅鍋を買う前は、使ってみたい!と思って購入検討リストに入れていたのですが…

 ストウブ…めっちゃくちゃ重いです。重い重いとはきいてましたが、店頭で20センチの蓋を片手で持とうとして、これは無理!( ;∀;)ってなりました。

 蓋と本体を含めた重さは約3.6キロだそうです。ふきちゃん二匹分におにぎり2つ分を足した重さよ…?これにまだ食材が入るとしたら…と考えるともはや筋トレです。

 

 ル・クルーゼならストウブよりは少しは軽いがでも重い。

 

 こちらは国産のバーミキュラ。ストウブより更に重いらしいですよ…(^◇^;)

   愛知ドビーというメーカーさんなんですが、 かなり戦略的には考えてますよね〜。ブランディングが巧い。

 ↑このバーミキュラのフライパン、予約開始直後から注文殺到で三か月待ちとかききましたが…かなり強気の謳い文句です。(貼りましたがAmazonでは定価よりかなり高額になってます。)

 なんでも新開発の水に馴染みやすい琺瑯引きを施し、水分が蒸発しやすくなっており、炒め物が革命的な美味しさになるそう…。使ってみたい〜。瞬間蒸発がどんなものなのか興味津々です。

 ただ琺瑯引きでどれくらい保つのかなぁ?というのがネック。リペアサービスもあるそうですが、傷むのは前提なのか…?

 こちらは店頭で実物を見れたのですが、ウォルナットとオークから選べるという取手のデザインがお洒落で、人気がでるのもわかるなぁというルックス。そして鉄フライパンにしては軽い!蓋も自立します。(蓋のこの形はレミパンが最初だったのかしら。いいなぁ。)

 

 もうマーヴィンやふくのすけが居るから満足なんだけど、一回どんなものか試してみたい調理器具がたくさんでてくる…。時々やたらお鍋を買ってるYouTuberさんをみかけるが、気持ちは少しわかるかも。調理器具を使って試せたら、実力あるお鍋ってもっと売れると思うので、作って試せる場所、なんかが調理器具売り場にあったらいいのになぁ。(保険とかで難しいだろうけど…)