トマト煮込みハンバーグ
友人が熟れすぎたトマトを持ってきてくれたので、トマト煮込みハンバーグを作りました(*'ω'*)
これは母方の伯母さんに小学生の頃に教えてもらった味。私は小さい頃は今よりもっと味に敏感で、洋食は味が濃くて苦手でした。
ハンバーグ、ラーメン、カレー、チャーハンがあまり好きではないという子ども…。
お盆は祖母の家でみんなでご飯をたべる習慣があったのだが、伯母さんの作るものはいつも何かハイカラだった。オリーブオイルを初めて食べたのは伯母さんが作ったポテトサラダ。
ある年、伯母さんはおっきなタッパーを抱えてやってきて、何かなぁと思ったら煮込みハンバーグだと言う。洋風のソースは苦手なんだけどなぁ、おろしポン酢でたべたいな、などと思っていたら「トマトいっぱい入れて昨日煮込んでおいたからおいしいよ。つきこさんもこれは食べれるわよ。」と。(なぜかこの伯母達は子どもにもさん付けをする人たちだった。それが普通だったのだけれど、姪っ子にさん付けをする大人はあまりいない。)
食べたらあまりにも美味しく、残ったソースをもらってかえり、パスタにかけて食べた。
その時だったか、翌年だったか、はたまた電話でだったか忘れてしまったけれど、作り方を教えてもらって、母と一緒に作って以来、私のハンバーグの味にもなった。
作り方はなんてことなくて、フライパンでハンバーグの表面を焼いたら、あとは粗みじん切りの玉ねぎと、そのままざく切りにしたトマト(伯母は湯むきしていたが)を放り込んでブイヨンを入れて煮込むだけ。(当たり前だがトマト自体の味でかなり変わるので、仕上げは味をみて、ケチャップや、砂糖、塩、バルサミコ酢などで好みに調える。)あればローリエやローズマリーなどを一緒にいれたり、仕上げにバジルを散らしてもいい。
茄子と生ハムのオリーブオイル和え
水茄子で作るのが1番だろうけど、地もののぱんと張った茄子が安かったのでそれで。初めて作ったけどこれは定番になりそう。
カクテキキムチにきゅうりいれただけ。
めちゃくちゃおいしいスイカ。糖度13くらいありそう。すいかは黄色っぽい筋入りのが甘い。昔、スーパーの生果で働いたことがあって、大量のカットスイカを生産していたことがある。糖度計ではかり、毎回記入していたら、包丁を入れた瞬間に糖度がだいたいわかるようになった。
サラダが欲しかったけど、暑くて野菜を買いに行けてなくて居酒屋のような副菜でしたが、おいしくいただきました。
さて、みなさん、みてください!
こちらはどこでしょう!?
こりは身だしなみがだいじなとこでし!
お耳もきれいきれいするでし!
どこいくの?ふきちゃん?
ママンさんの邸宅でお茶会なんでしよ!
そりはきれいきれいにしていかなきゃね!
無事にママンさんのところへ着いたようです。
これはママンさんに頼まれ描いたものではないのですが、ママンさんが欲しいとご連絡をくださって遠く北国へ旅立ちました。
オリジナル作品を購入していただくのは、オーダー絵画とはまたひとつ違う意味があるものです。(オーダーももちろん本当にありがたいです。ですが、副業だからこそできてるというのも事実なのです…。)
やはり絵を買ってもらうのは難しいなというのが今回の展示会の率直な思いでした。(状況が変わればまた違うのかもしれませんが)作品を描き続けて発表するには経済活動として転換されなければなりません。
率直に「高い」とも言われたりします。
価値観はそれぞれなので、仕方がないのですが、それを直接きくたびに、やっぱり仕事としてやっていく厳しさをみせつけられます。
そんなわけで、ママンさんに欲しい!と思ってもらえたのは大きな大きな力になりました。
この絵がママンさんの1日の始まりと終わりに共にあり、楽しいときや哀しい時に寄り添うものであれたらな、と願っています。